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新ブログ/2016-08-09

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近視進行抑制効果について治験中の低濃度アトロピン点眼について

アトロピン点眼は古くから小児の近視進行抑制作用が知られていましたが、散瞳や調節障害などの副作用から継続使用することが難しい状況でした。近年、海外データにおいて低濃度アトロピン点眼による治療で60-70%の近視抑制作用が報告され注目されるようになりました。現在日本国内の大学病院での治験が行われています。

強度近視になると将来網膜が薄くなることから発症しやすくなる網膜剥離や網脈絡膜萎縮、緑内障等の危険性は高まるため、近視の程度を強くしないことは大切です。

海外データより現在の適応は原則6-12歳(応相談)、1日1回点眼で、少なくとも2年間の使用が望ましい状況です。
副作用はほとんどありませんが、保険診療は併用出来ないため、自費診療(一か月あたり薬剤費・診療費を含めて5千円まで)となります。当院では治験と同じ薬剤を使用しています。

今ある近視は減らせませんし、全く進行しないということではありません。しかし進行をゆっくりさせるという意味では、実際に行える治療の中で最も有望と考えられる治療法となる可能性があります!

近視進行には遺伝因子と環境因子の両方が関与します。将来子供さんの近視のリスクを少しでも減らしておきたい方は、ご検討くださいね! 



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