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一般眼科・
各種コンタクトレンズ

一般眼科

目の病気も早期発見・早期治療が大切です。目に関することでお悩みがございましたら、些細なことでも早めにご相談ください。

白内障

眼球内にある水晶体が濁るため、視力低下・霞視(かすみ)・羞明(まぶしさ)などが生じます。治療方法は点眼にて進行をゆっくりさせるか、白内障手術となります。

緑内障

眼圧が上昇することで視神経が損傷され、視野欠損・視力低下が生じます。治療方針は点眼が基本ですが、その他レーザー、手術治療も選択できます。いったん進行した病状は回復しないので、初期症状を発見し定期的に経過観察していくことが重要です。

糖尿病網膜症

糖尿病により毛細血管や視神経がダメージを受けることで視機能が低下します。自覚症状は中期以降に生じるため、治療のタイミングが遅れ視力低下から失明に至るケースが後を絶ちません。糖尿病を発症して10年経過すると半数近くの方が糖尿病網膜症を発症しているという報告があり、糖尿病と診断されたら自覚症状がなくても必ず定期検査を受けてください。治療は内服や注射、レーザーや手術があります。

加齢黄斑変性

網膜の中心で物を見る際、重要な役割を果たしている黄斑がダメージを受ける疾患です。
視力低下・中心暗点・ゆがみが生じます。喫煙、紫外線、欧米食などが危険因子とされています。治療は注射やレーザーがありますが、繰り返し治療を必要とする場合もあります。

網膜静脈閉塞症

網膜血管が血栓や動脈硬化によって視力低下や視野欠損が生じます。血管の流れを改善する内服薬やレーザー治療を行います。

飛蚊症

虫が飛んでいるように見える症状ですがその形は様々で、病気に伴い発症する場合と目の構造や年齢によって生じる場合(生理的飛蚊症)があります。急に数が増えた時は要注意で、自覚症状が軽微であっても病気の場合があるため、可能であれば眼底検査が必要です。
病気が原因であればその治療を行いますが、生理的飛蚊症の場合経過観察となります。

アレルギー性結膜炎(花粉症)

花粉などのアレルゲン(アレルギーを起こす物質)に接触することにより、充血・かゆみ・涙・めやにが生じます。ハウスダストやスギなど主要8項目のアレルゲン検出であれば、20分程度で結果が出る血液検査(指先に少しだけ針を刺すことが出来れば小児でも可能です)により、アレルゲンが判明すれば対処方法の指導を行います。治療は点眼・眼軟膏が効果的です。

麦粒腫(めばちこ、ものもらい)

涙の成分を分泌するマイボーム腺や睫毛の毛根に細菌が感染して炎症が起こります。腫れ・赤み・痛みが生じます。抗菌薬の点眼や眼軟膏での治療が一般的ですが、状態によっては切開した方がよい場合もあります。

眼精疲労

パソコンや手元の作業が多い方はピントを合わせる目の筋肉(毛様体筋)を酷使するため眼痛・頭痛・ピントが合いにくい等の症状が生じます。眼鏡やコンタクトレンズを適切な度数にて選択することや点眼、サプリメント等を用いて症状の軽減ができるよう取り組みます。

ドライアイ

涙の質が悪い、または量が少ないことにより、目の乾き、痛み、異物感、充血、まぶしさなど様々な症状を引き起こします。
病的な変化がなくても長時間のパソコン作業やスマートフォンの閲覧、エアコンの風を直接目にあてる、湿度の低い環境など、環境因子も影響します。治療は点眼が基本ですが、症状が悪い方は外科的処置を行う場合があります。

近視

遠方にピントが合わない状態です。近視が進行する要素は遺伝因子と環境因子があり、近くを見る時間が長くなるとより進行しやすくなります。強度近視(-6ジオプター以上)になると将来、目の病気が発症する危険性が高くなります。
進行した場合、眼鏡やコンタクトレンズを使用しますが、近年夜間にコンタクトレンズを装用するオルソケラトロジーなどの近視進行抑制治療が注目されています。

遠視

遠方にも近方にもピントが合わない状態です。程度によって将来眼鏡をかけても視力が向上しない弱視を発症する場合があり、早期に眼鏡装用が必要となることがあります。

斜視

目の外側には6本の筋肉が眼球を動かしており、それぞれの筋肉が協調した動きをすることで、立体的に物を見ることが出来ます。斜視は自分の力でまっすぐ向けなくなっている状態です(自分の力でまっすぐ向けるのは斜位です)。斜視の種類・原因によって治療方法は様々ですが、特に子供の場合は発達を促す必要のあるケースがあり注意が必要です。

眼瞼痙攣

40歳以上の女性に発症しやすく、目の周りにある眼輪筋が痙攣するためまぶたが開きにくくなる疾患です。治療はボツリヌス毒素の注射が第一選択となりますが、遮光眼鏡の装用や内服薬で軽減する方もいます。

各種コンタクトレンズ

コンタクトレンズを安全に使用するために

コンタクトレンズ

眼科以外でもコンタクトレンズが販売されるようになって気軽に装用する機会が増えています。
しかし販売店によっては認可されたコンタクトレンズであっても眼科専門医から見ると粗悪品と言わざるを得ない、ユーザーの方に全くお勧めできない商品(特にカラーコンタクトレンズ、サークルレンズ)が普通に販売されています。
コンタクトレンズによる合併症には失明するケースもあります。合併症を防ぐためにはコンタクトレンズの適正使用と眼科医による定期検査が重要となります。

ご参照ください
日本コンタクトレンズ学会ホームページ

眼科医としては眼の安全を考えるとコストは高くなりますが、ケアの心配のいらない1日使い捨てソフトコンタクトレンズをお勧めします。2週間使い捨てコンタクトレンズは1日使い捨てソフトコンタクトレンズと比較すると合併症は10 倍以上との報告もあります。
2週間使い捨てコンタクトレンズは適正な使用方法により合併症は軽減されますが、使用中のコンタクトレンズ保存用ケースには高い割合で多数の細菌が付着していることが報告されています。レンズケースや保存液のボトルを定期的に新しいものと交換するほうが良いでしょう。
最近は2週間使い捨てコンタクトレンズとハードコンタクトレンズ用のポピドンヨード液含む洗浄液が発売されています。ポピドンヨードは手術前の手洗いにも用いるもので、コンタクトレンズによる眼感染症で問題となっているアカントアメーバや緑膿菌に対しても効果を発揮します。ポピドンヨードを使用することで、より安全なケアが出来ると思います。
コンタクトレンズだけを購入して検査をしないのは自己責任ですが、目の安全を第一に考える眼科医としては大反対です。
一般的には3か月に一度、定期検査を受けることが望ましいとされています。当クリニックでは定期検査を長期間受けない方にコンタクトレンズの販売は行いません。使用方法を遵守し定期検査を必ず受けてください。

最近の話題

現在のコンタクトレンズの主流は以下の二者択一となりつつあります。

  • ハードコンタクトレンズ
  • 使い捨てソフトコンタクトレンズ(1 day、2week)

使い捨てソフトコンタクトレンズでは、従来の素材より乾燥感が少なく酸素透過性の高いシリコンハイドロゲルレンズが注目を浴びています。各社から乾燥感やアレルギーに有効なレンズが発売されています。もちろんそういった優れたレンズを正しく使用していても、人によっては合併症やトラブルの起こる可能性があるため眼科への定期受診は必要です。また古いコンタクトレンズを我慢して使用するより、状況に応じて新しいコンタクトレンズを早めに使う方が、乾燥感やアレルギー、感染症のリスクを軽減させることが期待できます。詳細もあるので、以下のソフトコンタクトレンズだけでなくハードコンタクトレンズでも早めに切り替えることの出来るメニコン社の定額制プラン「メルスプラン」も選択肢の一つです。使い捨てハードコンタクトレンズのようなこれまでにない安全重視のプラン詳細もあるので、以下のリンクをご参照ください。

オルソケラトロジーについて  追記(2021年3月)

近視の子供には夜間にコンタクトレンズを使用して30~40%の近視進行抑制と日中裸眼視力を向上させるオルソケラトロジーも注目されています。適応(中等度近視まで、円錐角膜でないことなど)があり自費診療となりますが、当クリニックでも積極的に取り組んでいます。

078-928-7911

院長
宍田 克己
日本眼科学会認定眼科専門医
診療内容
眼科
住所
〒673-0001
明石市明南町1丁目3-1

当クリニックは明石市の西明石駅が最寄り駅です

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明石駅
車で10分
大久保駅
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  • クリニックの東側に9台の専用駐車場があります。
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院長 手術 院長(予約)非常勤医師 手術 院長非常勤医師

休診日:日曜日・祝日

院長診の予約がない方は、月曜日午前、火曜日、水曜日午後、木曜日は非常勤医師による診察となります。